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枕で理想の寝姿勢を保つには?枕の選び方・当て方・マットレスなど敷寝具についても解説

by 山内由佳 on May 22, 2022

寝姿勢が悪いと眠りが浅くなる、疲労が取れない、健康に悪い。そのように聞いたことはありませんか?人は毎日数時間ほど寝て過ごしますが、きちんとした寝姿勢を取ることは健康のために重要です。ここでは、理想の寝姿勢を保つための枕の選び方や当て方について解説します。マットレスなど敷寝具の選び方についても触れるので、寝姿勢の改善にお役立てください。

 

理想の寝姿勢とは

起立したときの姿勢が横たわったときも維持されていれば、理想の寝姿勢と呼べます。健康な大人の背骨はS字カーブを描いているので、寝ているときもそのカーブを維持することが重要です。

 

理想の寝姿勢には、以下のメリットがあります。

 

  • 背骨が真っ直ぐになり、腰や肩、頭部などに痛みが生じにくくなる
  • 局所的な圧力がかからないため、血の巡りも良くなる
  • 頭や体が沈み混まないため、寝返りがスムーズになる
  • 気道が確保されているため、酸素を多く取り込める
  • 疲労が回復し、精神的にも楽になる

 

理想の寝姿勢が崩れるとどうなる?

理想の寝姿勢が保たれなければ、以下のデメリットが発生します。

 

  • 猫背や巻き肩など姿勢が悪くなる
  • 肩こり、頭痛、腰痛が起きる
  • いびきをかく
  • 眠りの質が低下するため、日中も眠い
  • 十分な時間寝ていても疲れが取れない
  • 吐き気やめまいがおきる

 

理想の寝姿勢が崩れると、多くの健康被害が起きる恐れがあります。すでにこのような状況に陥っている人は、環境を見直しましょう。また、寝具を見直して状況が改善しなければ、体が歪んでいる恐れがあります。整形外科などの受診も検討しましょう。

 

理想の寝姿勢には枕と敷寝具が重要

体は棒のように真っ直ぐな訳ではありません。体には凹凸があります。凹凸の形にフィットする枕や敷寝具でなければ、寝姿勢をキープできません。

 

理想の寝姿勢をキープするために、枕と敷寝具の両方にこだわってください。頭の重さは人体約8%程度を占めます。50kgの人であれば、実に4kgもの負担が枕にかかっていることになります。頭部をしっかかり支えて適切な寝姿勢を保つには、枕は欠かせない寝具です。

 

理想の寝姿勢のための枕選び

枕は、高さと大きさが重要です。仰向けのときは、苦しくなく、頸椎のカーブにぴったりフィットする枕の高さが丁度よいと考えられます。横向けのときは、横からみたときに背骨と頸椎が一直線になっている枕を選びましょう。近年は、仰向けでも横向けでも対応できる枕が登場しています。寝返りをして寝方が変わっても、苦しさを感じず安眠できます。

 

枕の横幅は、寝返りを打ったときに頭が枕から落ちないように、頭を横に3つ並べられる程度の幅が理想です。また、縦幅は肩口に枕が当たるくらいの大きさがベスト。枕の縦幅が短すぎると、頸椎を支えるには長さが足りません。また、枕の縦幅が長すぎると、肩が枕に乗り上がってしまいます。

 

ほかにも、枕の選び方には、やわらかさ、洗濯性、香り、手触りなどさまざまな要素が関係します。枕の選び方については、以下の記事も参考にしてください。

 

ぐっすり眠れる枕の選び方10ポイントを解説!自分に合った枕を選ぶには

 

理想の寝姿勢のための敷寝具選び

敷寝具には、体圧分散性に優れるもの、適度な硬さのものがおすすめです。敷寝具が硬すぎるとフィット感や血行が悪くなります。また、硬すぎて寝心地が悪いと寝返りが増えすぎて、睡眠の質が低下します。また、やわらかすぎると敷寝具に体が沈みこみ、理想の寝姿勢をキープできません。

 

理想の寝姿勢のための枕の当て方

良い枕を選ぶだけでなく、当て方も重要です。理想の寝姿勢のための枕の当て方を紹介します。

 

枕の当て方1.素材の位置を整える

枕を当てる前に、枕の形を整えましょう。細かい素材の枕の場合は、この一手間で寝心地が変わります。ウレタンやラテックスなど一枚板のような枕の場合は、へたっていなければ問題ありません。

 

枕がへたっている場合は、応急処置として下にタオルを重ねると高さを稼げます。また、陰干しをして湿気を取り除くと、ふっくらした姿を取り戻してくれる可能性があります。とはいえ、枕のへたりは寿命のサインです。早めに枕を買い換えましょう。

 

枕の当て方2.頸椎を乗せるように枕を当てる

うなじの部分のくぼみを支えるように、枕を当てます。肩口に枕の端を当てると、うなじに枕を当てられます。もし、うなじと枕の間に隙間があれば、枕の高さが足りていません。

 

枕の当て方3.肩が枕に乗らないよう調節する

枕に肩を乗せてしまうと、背中が浮いてしまい、体圧分散性が崩れてしまいます。また、腰や背中が浮いてしまえば、敷寝具に接触する部分に負担がかかりすぎます。

 

ただし、枕によっては肩や二の腕の部分までカバーできる大きさのものもあります。敷寝具の体圧分散性に懸念があれば、大きなサイズの枕で寝心地をカバーすることも検討しましょう。

 

【お悩み別】理想の寝姿勢と枕・敷寝具の選び方

体の傷みや息苦しさ、日中にも悩まされる頭痛など、枕と敷寝具が原因で体調不良が引き起こされている場合があります。悩み別に、理想の寝姿勢と、安眠をサポートしてくれる枕と敷寝具の特徴を紹介します。

 

悩み1.肩こりや腰痛

身体に合わない敷寝具で寝ると、上手く寝返りが打てず血行が悪くなる結果、肩こりや腰痛を引き起こしてしまいます。また、姿勢が歪む場合も肩こりや腰痛に影響します。

 

肩こりや腰痛には、枕の高さも影響するため注意しましょう。高すぎる枕はあごを引いた形となり、後頭部が持ち上げられるような状態になり安定しません。首や肩の筋肉に無意識に力が入ってしまうため、肩こりの原因になります。敷寝具と同様に、やわらかすぎて寝返りを打ちにくい枕にも注意してください。

 

悩み2.頭痛やストレートネック

頭痛やストレートネックを和らげるためには、枕の高さと硬さが重要です。

 

緊張型頭痛は、枕が原因の可能性があります。緊張型頭痛とは、頭部や周辺の筋肉が凝り、血行が悪くなるために生じる頭痛です。寝起きに頭が痛くても活動しているうちに気にならなくなる、という場合は、枕の高さを変える、やわらかい枕を選ぶなどして頭部や周辺に負担をかけない枕を選びましょう。

 

ストレートネックについては、枕を見直しつつ、病院の受診も検討しましょう。ストレートネックは頸椎がまっすぐになっているため、市販の枕ではどうしても合わない可能性があるためです。

 

枕が原因で引き起こされる頭痛については、以下の記事も参考にしてください。

 

枕で頭痛がするときの対処法5選│自分に合う枕に買い換えるポイントも紹介

 

悩み3.呼吸の苦しさやいびき

横向きで寝ると呼吸の苦しさや、いびきを緩和できます。仰向け・横向けで兼用できる枕を使いましょう。そもそも、息苦しさを感じるときは、舌が気道を塞いでいる可能性があるためです。横向けになれば舌が気道に落ちずに呼吸が安定します。

 

ただし、急に太ったなどで首や喉まわりの脂肪が増えた場合は、気道が狭くなっている恐れがあります。また、睡眠時無呼吸症候群も懸念されます。このような場合は、枕を変えたのみでは状況が改善しない可能性が高いため、病院を受診しましょう。

 

理想の寝姿勢をキープできるシェーンベルグの枕

シェーンベルグの馬毛枕は、理想の寝姿勢をキープでき、仰向けでも横向け寝でも快適に眠れます。ほかにも、羽毛・羽根・アルパカなどの天然素材の枕も取り扱っています。

 

天然素材の枕は、通気性・吸湿性・放湿性が良好です。より上質な睡眠のために、ぜひシェーンベルグの枕を検討してみてください。

 

枕と敷寝具で理想の寝姿勢をキープしましょう

理想の寝姿勢は、健やかに毎日を過ごすために大切です。枕と敷寝具を整え、理想の寝姿勢を整えましょう。また、枕には肩口を軽く当てるようにして、頸椎を支えるように意識してみてください。

 

シェーンベルグでは、快適な睡眠に導く天然素材の枕を多数取りそろえています。理想の寝姿勢を保ちぐっすり眠りたい人は、ぜひ、シェーンベルグの枕をご検討ください。

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