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本来、睡眠では体の疲労が回復されるはず。ぐっすり眠ったはずなのに頭が痛いときは、枕があっていない可能性があります。自身にあった枕を選び、頭痛を取り除きましょう。
ここでは、枕が原因の頭痛に悩まされる人に向け、頭痛をやわらげる対処法を紹介します。頭痛以外に起こりうる問題も紹介するため、早めに枕を見直しましょう。
枕で頭痛がするときの対処法5選
枕の使い方や、応急処置的な高さ調整の方法を紹介します。また、本当に枕が原因の頭痛かどうか、見わける方法も確認しておきましょう。
対処法1.枕への頭の乗せ方を今一度確認する
枕を正しく使わなければ、どのような高級・高機能な枕でも頭痛が発生します。ポイントは、枕への頭の乗せ方。肩口に枕の端が当たっているか確認してください。枕には、頭を支えるだけではなく、頸椎を支える役割もあるためです。
フィット感が悪い状態で枕を使っていると、頭が局所的に圧迫されることで血流が悪くなり、頭痛が発生してしまいます。
対処法2.タオル枕でしのぐ
枕に頭をのせたときに、喉のあたりが苦しく感じる、頭がのけぞっている、などの感覚はないでしょうか。仮に違和感があれば、枕の高さがあっていない可能性があります。無理な姿勢で寝ると、頭痛が発生しかねません。速やかに枕の高さを調整しましょう。
枕が低い場合は、枕の下にタオルを重ねると高さを稼げます。一方、枕が低い場合は、バスタオルを丸めてつくる「タオル枕」をおすすめします。バスタオルを3つ折り、または4つ折りにして、端からくるくる巻きましょう。タオルの上に頭を乗せて、しっくりくる高さとなるように巻き具合を調整します。
なお、タオル枕はあくまでも応急処置にすぎません。睡眠の質を低下させないためには、早急に高さのあった枕に買い替えましょう。
※参考:タオル枕とは?肩こりや首の不調を改善するには枕の高さに注目しよう│VENUSBED LIBRARY
対処法3.頭痛の原因別に対策をとる
頭痛にはさまざまなタイプがあり、それぞれ対処法が異なります。まずは、本当に枕が原因の頭痛かどうかを見極めたうえで、適切に対処しましょう。
頭痛の見わけ方
頭痛は、緊張型頭痛・片頭痛・そのほかの頭痛に大別されます。なお、枕が原因の頭痛は、緊張型頭痛です。
まずは痛み方を比較してみましょう。鈍い痛みの場合は緊張型頭痛の可能性があります。一方、脈を打つような強い痛みの場合は、片頭痛かもしれません。なお、片頭痛の場合は、吐き気やめまいを併発し、動くと痛みが強くなる傾向です。
そのほかの頭痛で、症状がつらいものの一つに群発頭痛が上げられます。群発頭痛の場合は、鋭い痛みを目の裏側に感じます。
緊張型頭痛への対処法
緊張型頭痛は、血流の悪さが原因で発生しがちです。枕があわないこと以外にも、デスクワークのしすぎによる筋肉のこわばりや、強いストレスも緊張型頭痛を引き起こします。
緊張型頭痛を緩和するために、以下の対処法を実行しましょう。
・枕を見直す
・ストレッチやマッサージで筋肉をほぐす
・入浴したり、患部を蒸しタオルなどで温めたりして血行を促進させる
・ストレスを和らげるため、趣味を楽しんだり、リラックスしたりする
なお、自身にあう枕の見つけ方については、のちほど詳しく解説します。
片頭痛(偏頭痛)への対処法
枕との関係性は低いものの、片頭痛もやっかいな頭痛の一つです。片頭痛は、収縮していた脳の血管が拡張する際に発生します。血管が拡張すると、周囲の三叉神経が刺激され痛みを感じます。さらに、三叉神経から痛みを感じさせる物質(炎症物質)が拡散されることで、より痛みを感じるというわけです。
片頭痛への対処法は、緊張型頭痛とは大きく異なるため注意が必要です。以下の対処法を実行しましょう。
・患部を冷却シートなどで冷やして、血管の拡張を抑える
・暗く静かな場所で安静にする
・人混みや賑やかな場所を避ける
・片頭痛を悪化させやすい食べ物を避ける
片頭痛を悪化させやすい食べ物には、チーズ・ハム・アルコール・チョコレート・ヨーグルトなどが挙げられます。
そのほかの頭痛への対処法
群発頭痛のほかにも、風邪などの体調不良からくる軽微な痛みもあれば、脳腫瘍や脳血管障害にともなう痛みなど、頭痛の種類はさまざまです。
痛みが続く場合は、早めに脳神経外科や神経内科を受診しましょう。深刻な病気の影響で頭痛が起きている場合は、早期解決が求められます。
対処法4.病院などの機関に相談する
病院や整体・整骨院などの機関や、オーダーメイドの枕に対応する店舗などに相談すると、枕についてアドバイスを受けられる可能性があります。自身にあう枕を探そうとしても、一人ではなかなか難しいかもしれません。困ったときは、専門家の意見を頼りましょう。
専門家の意見を聞く前に、前知識として枕の選び方について知っておきましょう。以下では、自身にあう枕を選ぶポイントを解説します。
対処法5.自身にあう枕に変える
枕を新調する際には、枕の高さと、素材のやわらかさが重要です。まずは日頃使っている枕の状況を確認し、新調する枕に求める条件を考えましょう。
高さを見直す
枕の適切な高さは、うなじの部分のくぼみに2cmを加えたものとされています。2cm分は、頭の重みで枕が沈み込む深さと捉えましょう。男性、女性、子どもなど、頭の重さや形によって、適切な枕の高さはそれぞれ異なります。
適切な枕の高さを算出する際は、壁に背中と頭をあて、うなじの部分のくぼみを計測します。続いて、手持ちの枕の高さを計測し、高さがあっていなければ適切な高さの枕に買い替えましょう。
素材のやわらかさを見直す
枕のやわらかさがあっていないと、姿勢が悪くなる、局所的に頭部が圧迫される、適切な寝返りができないなどが原因で、頭痛が発生します。
新調する枕の素材を検討する前に、現在使用中の枕の素材を確認しておきましょう。「○○の素材を使った枕に寝ているが、硬いように感じる」などの情報を店舗で伝えると、スタッフは素材選びのアドバイスをしやすくなります。
やわらかい枕には、ポリエステルわた・テンピュールなどのウレタン系の素材・スノー低反発・ウール・アルパカ毛・ダウン(羽毛)などが使われます。
一方、硬い枕には、高反発ウレタン・高反発ファイバー・ラテックス・パイプ・マイクロビーズ・コルマ・ミニボール・そばがら・小豆・ひのき・フェザー(羽根)・ロースハー(馬毛)などが使われがちです。
枕を新調する
枕を新調する際は、実際に枕を試してから購入を決めると安心です。なお、敷き寝具により体の沈み込む具合は変わります。なるべく自宅のマットレスや敷き布団と同じ硬さの敷き寝具に横になり、枕の高さややわらかさなどを確認しましょう。
購入後に枕の高さ調整に応じてくれる店舗を選ぶと、枕があわない場合に対応してもらえて安心です。もしくは、自身で高さ調整可能な枕を選ぶという手もあります。寝心地のよい枕を手に入れ、頭痛を改善させましょう。
シェーンベルグは大阪にショールームがあり、枕をお試しいただくことが可能です。また、購入後のアフターフォローとして、枕のメンテナンスや高さ調整もお受けいただけます。枕を新調する際は、ぜひ、シェーンベルグの枕をご検討ください。
枕があわないときに起きがちな頭痛以外の症状
枕が原因の頭痛を、軽くみてはいけません。頭痛を放っておくと、さらなるトラブルが発生する恐れがあります。以下に、枕があわないことで置きがちなトラブルをまとめました。
・ストレートネックの助長
・吐き気
・めまい
・いびき
・首の痛み
・肩こり
・中途覚醒
・無呼吸症候群
・睡眠不足による自律神経の乱れ
・免疫機能の低下がもたらす健康への障害
症状が深刻化する前に、対処方を考えたほうが得策といえます。早急に行動しましょう。
枕を見直して健康な生活を手に入れましょう
枕を見直すと、頭痛が和らぐ可能性があります。枕への頭の乗せ方を今一度確認し、枕の新調も視野にいれ行動しましょう。なお、新しい枕については、高さとやわらかさを重視し、実際に寝心地を確かめてから選ぶことをおすすめします。
シェーンベルグでは、ショールームで枕をお試しいただけます。ご予約の上、ご訪問ください。シェーンベルグは、馬毛・アルパカ毛・フェザー・ダウンを素材とする枕を多数取りそろえています。天然素材特有の通気性・吸湿性・放湿性に優れた枕を、ぜひ、お試しください。