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枕職人はどのように枕を作る?代表的な天然素材について枕の作り方や特徴を紹介

by 山内由佳 on May 07, 2022

高級な枕のなかには、枕職人が手塩にかけて作り上げたものが少なくありません。特に、天然素材の枕には、職人の卓越した技術がふんだんに詰め込まれています。職人の作り上げる枕の持ち味を、詳しく知りたくはありませんか?

 

ここでは、枕職人の技術について紹介します。代表的な天然素材の加工法や、素材ごとの枕の特徴も解説します。

 

そばがら

そばの実の殻であるそばがらは、本来は廃棄されるはずの素材です。夏そばで有名な志布志では、そばがらの枕が生産されています。

 

志布志では、以下の3工程によりそばがらを加工します。

  • そばがらの洗浄
  • そば殻の殺虫・殺菌
  • 乾燥

 

そばがらを加工する際には、防虫・殺菌がポイントです。そばの実にはチャタテムシの卵が潜んでいる場合があります。しかし、虫や菌の栄養分となるタンパク質を完全に取り除くことは、非常に大変です。

 

志布志では、そばがらを洗浄して実や粉を取り除いたのちに、煮沸したり、高温で蒸し上げたりして防虫・殺菌処理を行います。

 

そばがら枕の特徴

そばがらの枕は、通気性・放湿性・吸湿性が良好です。また、枕の高さに違和感があれば、素材の量を調整するとぴったりの高さに合わせられます。

 

そばがらの枕は、アレルギーがある人は使用できません。上述したように虫や菌がわく恐れもあります。さらに、そばがらは耐久性が弱い傾向です。1~2年で素材の交換をしないといけない点も理解しておきましょう。

 

ひのき

岐阜県下呂市のとあるメーカーでは、以下の工程を経てひのきをチップ化しています。

 

  • 材木の仕入れ
  • 断裁
  • 乾燥
  • 加工
  • 研磨
  • 検品

 

良質なひのきチップを作るためには、素材の見極めが重要。熟練の職人は良質なひのきを仕入れ、じっくりと乾燥させて素材の持ち味を熟成していきます。人工的に素早く乾燥させることも可能ですが、天然の香り成分をとどめるためには、手間暇をかけて自然に乾燥させねばいけません。

 

なお、加工されたひのきチップの形状がいびつであったり、節という硬い部分があったりすると、触り心地が悪くなってしまいます。職人は手作業にて検品を行い、なめらかなひのきチップのみ選り分けます。

 

ひのき枕の特徴

ひのき枕も、そばがら同様に通気性・放湿性・吸湿性に優れます。好みにもよりますが、リラックスを促す優しい香りも、ひのきの魅力といえるでしょう。

 

一方、ひのきは硬めの素材です。ゴロゴロした感触を好まない人は、使いにくく感じるかもしれません。また、ひのきチップは数ミリ程度の大きさです。微小ビーズなど細かな素材と比べると、枕のフィット感が物足りないかもしれません。

 

アルパカ

専門の職人でなければ、アルパカの毛刈りは難しいものです。なぜなら、アルパカの毛は選別が大変であるためです。

 

刈り取った毛は、色ごとに選別せねばなりません。ただし、アルパカの毛色は、数十種類にも及びます。刈り取った毛をきれいに色分けするためには、毛を刈り取る順番から考えていく必要があります。

 

また、アルパカの体格や個体差により、毛のやわらかさはバラバラ。日頃からさまざまなアルパカの毛を触ってきた人でないと、きちんとした選別は困難といえます。

 

アルパカ枕の特徴

アルパカの毛はやわらかく、保温性に優れています。アルパカの毛は中空構造になっており、内部に蓄えた空気が断熱材の役割を果たします。

 

アルパカに限りませんが、獣毛は虫が付きやすい素材です。アルパカの枕を保管する際は、乾燥して空気がこもらない場所を選びましょう。

 

シェーンベルグのアルパカ枕は、ポーランドの有名寝具メーカーであるマイアルパカ社が製造しています。ふわふわの寝心地をお試しください。

 

シェーンベルグのアルパカ枕

 

馬毛

馬毛枕には、ロースハーと呼ばれる尻尾の毛が使われています。ただし、本来、馬毛はまっすぐなものです。そのまま枕に入れたとしても、弾力性は発揮されません。馬毛を枕やマットレスの素材に使うためには、人工的にカールを付ける必要があります。

 

シェーンベルグでは、オーストリアのmoosburger(モースブルガー)社の枕を取り扱っています。同社では、馬毛をロープ状に編み込み、カールの癖付けを行っています。強いカールを付けるためには、職人の伝統的な技術が必要です。素材に一定の力を加えて編み込み、適切な温度や時間で蒸し上げなければ、馬毛にカールが付与されません。

 

適度にカールした馬毛を手作業で側生地に詰め込むと、ようやく枕が完成。なお、馬毛の詰め方により、枕の弾力性や耐久性は変わります。原毛の選別・カールの付与・側生地内への詰め込みに至るまで、馬毛枕に職人が深くかかわっています。

 

馬毛枕の特徴

馬毛は非常に珍しい素材です。日本で馬毛枕に出会える機会は滅多にありません。シェーンベルグの馬毛枕は、耐久性とサポート力に優れており、適切なメンテナンスをすると長く利用できます。シェーンベルグの馬毛枕は3種類。いずれも、中央がくぼんで端の部分が盛り上がっており、仰向けでも横向けでも寝心地よく設計されています。

 

馬毛枕は、独特の硬さがあり、寝返りを打つときに音が気になる場合があります。可能ならばショールームなどで馬毛枕の寝心地をお試しになると、安心して購入できるでしょう。

 

シェーンベルグの馬毛枕 Mタイプは、コンパクトなサイズで子どもでも使用できるタイプです。体格に応じて、LタイプCタイプもご検討ください。また、馬毛枕がへたってきたときも、ぜひ、シェーンベルグにご連絡ください。馬毛をほぐし、快適に使える状態にまで回復いたします。

 

羽毛

羽毛は枕や布団に使われる素材です。羽毛を採取する方法はさまざまで、ハンドピックとハーベスティングは、手作業による羽毛の採取方法です。特に、ハーベスティングは、自然に生え変わる羽毛を手摘みする方法で、職人の腕が問われる方法といえます。採取方法が悪いと、羽毛が膨らまなくなり、保温性や軽さを活かせない恐れがあります。

 

高品質な羽毛を生み出すためには、精製後のファイバーの選別が重要です。シェーンベルグでは、羽毛を丁寧に洗浄したのちに、人の手で選別します。羽毛のなかに、細かいファイバーと呼ばれる物質が混じっていると、寝具の機能が損なわれてしまいます。

 

羽毛枕の特徴

羽毛枕はやわらかい質感で、吸湿・放湿性に優れています。夏は蒸れずに冬はあたたかく、オールシーズン使える枕といえます。

 

羽毛枕は、品質の見極めが重要です。粗悪な羽毛枕には羽毛に血や脂が付着している場合があり、ニオイやアレルギーの原因になる恐れがあります。また、側生地が雑に縫われていると、スキマから羽毛が飛び出てくる場合もあります。

 

シェーンベルグの羽毛枕は、丁寧に処理されており、アレルギーの報告は一度もありません。また、タンパク質由来のニオイもないため、ストレスなくお使いいただけます。

 

シェーンベルグの羽毛枕は、やわらかい順に、ヴァイッヒ枕三層式枕フェザー枕の3種類があります。ヴァイッヒ枕はダウン(羽毛)で、フェザー枕はフェザー(羽根)で、三層式枕はフェザーとダウンで構成されています。

 

丁寧に作られた職人の枕は試す価値あり

高機能な新素材や大量生産の技術が活用されるなかで、丁寧に作られた職人の枕が注目されるには、それなりの理由があります。素材の持ち味を存分に味わうなら、職人が作り上げる枕に注目してみましょう。

 

シェーンベルグの枕は、丁寧に加工された素材を枕に活用しています。アルパカ・馬毛・羽毛の枕にご興味があれば、ぜひ、シェーンベルグの商品をご検討ください。

 

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