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敷布団のキルティング加工とは?メリット・敷布団選びの注意点などを解説

by 山内由佳 on December 02, 2022

敷布団を選ぶときに、キルティング加工やキルトという言葉を聞いたことはありますか?キルティング加工とは、2つの布の間に中綿を入れて縫い合わせる技術です。子どもの使うキルトの手提げバッグなどにも、キルティング加工が活かされていますよ。

 

ここでは、キルティング加工について詳しく解説します。キルティング加工のメリットやキルティング加工された敷布団選びの注意点、主なキルティング加工の種類などを解説するので、敷布団選びにお役立てください。

 

敷布団のキルティング加工とは

キルティング加工とは2つの布の間に中綿を入れて縫い合わせる技術です。手芸屋さんで見られるキルト生地もキルティング加工の1種です。キルティング加工がなされた生地は、縫製により中綿が固定されています。

 

キルト生地よりもかなり分厚いですが、敷布団にもキルティング加工のものがあります。ただし、敷布団の場合は、側生地にのみキルト生地を使ったものと、敷布団全体をキルティング加工したものの2種類。敷布団全体をキルティング加工した敷布団は、中綿が固定化されています。

 

また、敷布団だけではなく、羽毛布団などの掛け布団にもキルティング加工されたものが見られます。

 

キルティング加工された敷布団・掛布団のメリット

上述したとおり、キルティング加工は敷布団や掛布団に活用されています。以下では、側生地だけではなく全体をキルティング加工した布団のメリットを解説します。

 

メリット1.保温性

キルティング加工をすると、布団の保温性が向上します。

 

キルティング加工の敷布団の保温性が高い理由は、中綿が偏らず体全体を均一に保温できるためです。何らかの理由で中綿が偏ってしまうと、中綿が少ない部分から体の熱が床に逃げてしまいます。また、保温性は、敷布団内の空気の含有率にも関係します。キルティング加工の敷布団は、ふっくらしていませんか?ふっくらの理由は空気です。キルティング加工の敷布団は断熱材となる大量の空気を蓄えているため、保温性が良好です。

 

掛け布団の場合は、フィット感も保温性に影響します。キルティング加工の掛布団は、縫製の部分と中綿の部分で厚みに差があります。厚みの差で体に掛布団がフィットしやすくなり、外気が入り混みにくくなることで保温性が向上するという訳です。ただし、以下で示すタタキキルト(ヨーロッパキルト)の場合は、構造上布団の保温性が低くなる場合もあります。保温性を重視する人は、ほかのキルティング加工の布団を検討しましょう。

 

メリット2.洗濯性

キルティング加工の布団は、洗濯性に優れます。布団の素材によっては洗濯自体が難しいですが、洗える素材を使っているならばキルティング加工の布団は手軽に洗えます。自宅の洗濯機では大きな布団を洗いにくいため、業務用機器が置いてあるコインランドリーに持ち込むとよいでしょう。

 

キルティング加工の有無が洗濯性に影響する理由は、中綿の固定化にあります。キルティング加工がなければ、布団を丸めたりネットに入れたりして、洗濯により中綿が移動しないよう対策しなければなりません。また、洗濯を終えて乾燥する際には、敷布団をネットなどから取り出してドラム内に配置し直す必要があります。丸めたままでは、敷布団が乾かないためです。

 

ちなみに、洗濯に失敗して敷布団の中綿が偏ってしまうと修復は困難です。洗濯性を重視するなら、キルティング加工ありの布団を選ぶとよいでしょう。

 

キルティングされた敷布団選びの注意点

キルティング加工の敷布団は、保温性と洗濯性が良好です。ただし、敷布団の素材によってはキルティング加工のないものを選んだ方がよい場合もあります。

 

例えばウレタンの敷布団。ウレタンの敷布団はサポート力の強さに定評があります。しかし、キルティング加工で側生地を縫い付けてしまうと、敷布団の厚みが薄い部分に底付き感が出るようになります。ウレタンの敷布団が持っているサポート力を落とさないためにも、キルティング加工なしの敷布団を選びましょう。

 

ウレタンの敷布団について、詳しくはこちらの生地もご覧ください。

 

ウレタンの敷布団は健康に良い?メリットやデメリット・使う際の注意点を紹介

 

キルティング加工の種類

主なキルティング加工を3種類紹介します。

 

1.タタキキルト(ヨーロッパキルト)

ここで紹介する3種類のキルティング加工のなかでは、最初に生まれた技術です。タタキキルトは側生地を普通に縫い合わせたもので、縫い合わせた部分には中綿がありません。タタキキルトは通気性がよいため夏におすすめですが、保温性が低いため冬にはおすすめできません。

 

2.立体キルト

立体キルトには、側生地の間にマチがあります。マチの部分には生地が縦方向に配置されているため、タタキキルトのように表裏の側生地が接しません。立体キルトはタタキキルトよりも保温性が高く、寒い季節におすすめです。

 

3.2層キルト(ツインキルト)

2層キルトは、立体キルトを2つ重ねたような構造です。2層キルトは立体キルトよりも保温性がありますが、値段が高い・厚みがある・重いなどのデメリットがあります。

 

メーカーごとに異なるキルティング加工の呼び名

メーカーごとに、キルティング加工の呼び名は異なります。例えばデュアルキルトとは、某メーカーの2層キルトの別名です。スライドフィットキルトは特許取得済みの加工法であり、マチが斜めに入っている点が特徴です。

 

内部までキルティング加工された敷布団の見分け方

布団の真ん中付近の側生地を、つまんで持ち上げてみましょう。内部までキルティング加工されていれば、側生地が持ち上がりません。一方、側生地のみキルト生地という場合は、側生地のみが持ち上がります。

 

キルティング加工された敷布団の洗濯・乾燥方法

キルティング加工された敷布団をコインランドリーなどで洗う際は、まずは洗濯表示を確認します。木綿など水洗いできそうな素材でも手洗い推奨であればクリーニング店などに持ち込んだ方が無難といえます。

 

乾燥機が使えない敷布団の場合も、クリーニング店などにお手入れを任せるとよいでしょう。コインランドリーで洗濯できても、重い敷布団を家に持ち帰るとなると大変です。また、天候や湿度によっては乾くまでに日数がかかってしまいます。コインランドリーに敷布団を持ち込んだら、容量を見て洗濯機を選びましょう。容量が小さすぎる洗濯機に無理に詰め込んでも、敷布団に洗いムラが出てしまいます。

 

乾燥の際は最初に40分などまとまった時間を設定しておき、様子を見ながら10分ずつ延長していくとお金を無駄にせずに敷布団を乾かせます。

 

キルティング加工された敷布団を選ぶ必要性

キルティング加工の布団を選ぶメリットは、保温性と洗濯性です。つまり、保温性と洗濯性に関して対策すると、キルティング加工なしの敷布団でも快適に眠れるでしょう。

 

羊毛などの敷布団を選べば保温性は期待できます。また、ポリエステルなどの敷布団でも、毛布や敷パッドを引けば保温性をカバーできます。

 

洗濯性については、敷布団に敷パッドやシーツをかけて使うとよいでしょう。敷布団そのものを洗えなくても、敷パッドやシーツのお手入れならば簡単です。

 

敷布団の洗濯について、詳しくは以下の記事もご覧ください。

 

敷布団はコインランドリーで洗濯ができる!正しいやり方と目安の費用・時間

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとん

シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、中綿にmoosburger(モースブルガー)社のロースハー(馬毛)を使っています。コイル状態になった馬毛は、サポート力に優れます。また、敷ふとんの内部には中身がブロック状の小袋が連なっており、さながらキルティング加工のよう。固定化された馬毛は、しっかりと体を支えてくれます。

 

また、馬毛敷ふとんはお手入れが簡単です。天然素材の馬毛は吸湿・放湿性がよく、湿気を溜め込みにくい傾向です。シーツや敷パッドのみ洗い、定期的に敷布団を陰干しして湿気を飛ばせば衛生的に使えるでしょう。また、硬い馬毛は、ダニの発生も防ぎます。アレルギーが心配な人でも安心して使えます。なお、保温性が気になるときは、馬毛敷ふとんに毛布や敷パッドを重ねていただくと冬場でも快適に眠れます。

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとん

 

キルティング加工なしでも大丈夫。サポート力やお手入れしやすさも敷布団には大切

キルティング加工の敷布団・掛布団は、保温性と洗濯性が魅力です。しかし、キルティング加工にこだわりすぎる必要はありません。

 

シェーンベルグでは、サポート力・吸湿・放湿性に優れる馬毛敷ふとんを取り扱っています。ぜひ、馬毛敷ふとんをご活用ください。

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