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ジュニアサイズの敷布団は、子どもの健康を考えて作られています。しかし、子どもの成長は早いもの。果たしてジュニアサイズの敷布団は本当に必要であるか、疑問に感じている人も多いでしょう。
ここでは、子どもにとって睡眠が大事な理由や、ジュニアサイズの敷布団の必要性を解説します。敷布団選びのポイントも紹介するので、敷布団選びにお役立てください。
子どもにとって睡眠が大事な理由
子どもの睡眠には、以下の役割があります。
- 成長ホルモンの分泌が心身の成長を促す
- 脳を休ませパフォーマンスを向上させる
- 精神面の安定性を保つ
成長ホルモンとは睡眠中に分泌されるホルモンです。成長ホルモンは、骨や筋肉を発達させます。質の良い睡眠を取らないと健全な成長が阻害されてしまいます。
また、脳を休ませないと、日中に脳が働かなくなり思考力や記憶力が低下しかねません。加えて、睡眠は感情の制御にも影響を及ぼします。睡眠不足ではイライラしやすい・落ち着きがない・やる気が出ないなどの状態になり、学習や交友関係、日常生活に支障が起きるでしょう。
このように、質の良い睡眠のために、敷布団は重要な役割を果たすことがわかりました。しかし、より良い睡眠のためには、ジュニアサイズの敷布団にこだわる必要はあるのでしょうか。
ジュニアサイズの敷布団は必要?

以下ではジュニアサイズの敷布団の実際の大きさを踏まえ、必要性を解説します。
ジュニアサイズの敷布団の大きさ
大人用の敷布団はサイズが決まっており、シングルサイズは100cm×210cmです。一方、ジュニアサイズの布団や、ベビー・キッズ用の布団のサイズはメーカーによって異なります。
オンラインでいくつかのメーカーを調べたところ、90cm×185cm・90cm×180cmなどのサイズがジュニアサイズの敷布団として売られていました。また、ジュニア用としつつもシングルサイズの敷布団を打っているメーカーも見られました。
ジュニアサイズの敷布団はあえて買う必要なし
ベビーベッドの時期を過ぎると、子どもはぐんぐん成長します。また、ジュニアサイズの敷布団を選んでも布団の上げ下ろしなどが楽になるから微妙なところです。
結論として、あえてジュニアサイズの敷布団を用意しなくても構いないといえます。ただし、大人用敷布団で「子どもの体に合った敷布団」を選びましょう。
なお、ジュニアサイズの敷布団は不要でも、赤ちゃん用の布団だけは別に用意するべきです。赤ちゃんが寝返りを打ってうつ伏せになったときに、やわらかい大人用の敷布団では呼吸ができない恐れがあります。
ジュニアサイズの敷布団の代わりに使える大人用敷布団の特徴

以下では、子どもでも使える大人用の敷布団の特徴を解説します。以下の特徴を網羅する敷布団を探すことは大変かもしれません。優先順位を考えて敷布団を選びましょう。なお、機能性に不安がある部分があれば、敷布団の上に敷パッドなどの敷寝具を敷くと解決する場合があります。
特徴1.吸湿・放湿性
子どもは大量に寝汗をかくと想定し、吸湿・放湿性がある布団が必要です。おすすめは、コットンなど天然素材の敷布団です。一方、敷布団がポリエステル製の場合は、吸湿・放湿性は期待できません。吸湿・放湿性を良くするなら、天然素材の敷パッドを敷布団の上に重ねましょう。
なお、子どもが寝汗を大量にかく理由は、体温調節機能が未熟である上に、代謝がよく体温が高いためです。
特徴2.保温性
あたたかく眠るためには、毛布や羽毛布団などに加え、敷布団の保温性にもこだわりましょう。保温性の高い敷布団を探すなら、羊毛やアルパカなどの絨毛を使ったものがおすすめ。ただし、吸湿性・放湿性のように、敷パッドや毛布を敷けば保温性も向上可能です。
ほどよくあたたかい環境は、眠気を誘い、リラックスによる脱力から筋肉も休まります。また、あたたかい方がおねしょも防げます。寒いと、膀胱の筋肉が収縮して、おねしょをしやすくなるので注意しましょう。
特徴3.側生地がコットン(綿)製
子どもの肌に触れる側生地の素材にもこだわりましょう。コットンの側生地には、さまざまなメリットがあります。
- 肌触り
- 通気性
- 吸湿性
- 放湿性
コットンは繊維の長さにより生地の触り心地が変わり、長い繊維ほどなめらかな生地が得られます。コットンのブランドや産地で品質はある程度予想できるので、側生地を見る際には調べてみるとよいでしょう。シェーンベルグでは、スイスコットンやイタリアンコットン、エジプト綿など、世界的にも評価の高いコットン製品を取り扱っています。
コットンのメリットについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
寝具におすすめの最高品質のコットン(綿)とは│素材の特徴や産地ごとの種類まで
コットンの種類とは│コットン製寝具のお手入れのコツや選び方も紹介
特徴4.厚み
子どもに限りませんが、敷布団の厚みは寝心地を左右します。厚みがないと底付き感が出やすく、体が痛くて眠りが浅くなってしまいます。起きたときに腰痛や肩こりになる場合もあるため、子ども用ならおよそ5~8cm程度の厚みのある敷布団を選びましょう。
なお、厚みがあっても、素材によっては体が沈む恐れがあります。低反発ウレタンなどは避けたほうが良いでしょう。詳しくは後ほど紹介しますが、子どもには固綿敷布団などしっかりした構造の敷布団がおすすめです。
特徴5.洗濯性
寝汗やおねしょ、布団にジュースをこぼしてしまったなど、敷布団が汚れる理由はさまざまです。清潔に使うために、洗濯性を重視しましょう。
洗濯しやすい素材にはポリエステル、高分子ファイバー、ウォッシャブル加工がなされたダクロン綿などが挙げられます。ただし、防水カバーや敷パッドを被せておけば、敷布団本体の洗濯性はそれほど考慮しなくてもよいでしょう。
特徴6.硬さ(弾力性)
子どもにおすすめの敷布団は、せんべい布団とも呼ばれるカチカチの敷布団ではありません。子どもには、弾力のある敷布団がおすすめです。固綿敷布団、高反発ウレタン、高反発ファイバーなどを検討しましょう。弾力のある敷布団を選ぶべき理由は以下のとおりです。
- うつ伏せになったときでも呼吸しやすいため
- 寝姿勢の歪みを防ぐため
- 寝返りを促すため
やわらかすぎる敷布団にうつぶせになると、子どもの鼻や口が布団にうもれて呼吸しにくくなります。また、近年スマートフォンやパソコンのしすぎで、背骨に負担がかかっている子どももいると考えられます。適切な寝姿勢をキープするために、弾力性のある敷布団を選びましょう。
敷布団の弾力性は寝返りにも影響します。やわらかい敷布団では、体が沈みこんで寝返りができません。同じ姿勢をキープし続けながら眠ると、起きたときに体が痛くなってしまいます。
特徴7.軽さ
子どもに敷布団の上げ下ろしをさせるなら、軽い敷布団がおすすめです。ただし、中綿を抜いただけの敷布団では、サポート力が弱く寝心地が悪くなる可能性があります。どのように敷布団を軽くしているか、敷布団の構造を調べてから購入を決めるとよいでしょう。
特徴8.防ダニ・抗菌性
アレルギー対策として、防ダニ・抗菌を検討する家庭は多いと考えられます。側生地が高密度に織られた製品、特殊な表面加工によりアレルゲンを無効化する製品などが、機能性敷布団として挙げられます。
ジュニアサイズの敷布団の代わりに!シェーンベルグの馬毛敷ふとん
シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、ヨーロッパの伝統的な技術により手作業で製造されています。コイルさせた馬毛は弾力があり、独特のフィット感により子どもの体をしっかり支えます。大人の体重でも力強くサポート可能です。加えて、馬毛は天然素材であるため、吸湿性・放湿性・通気性も優秀。
馬毛敷ふとんは、半永久的に使える点も魅力です。子どもから大人まで、生涯使える馬毛敷ふとんは、一生の宝物になるでしょう。子どもに敷布団を購入する際は、ぜひ馬毛敷ふとんをご検討ください。
大人用敷布団でも大丈夫!子どもに適した敷布団を選びましょう
わざわざジュニアサイズの敷布団を買わなくても、大人用敷布団でも問題ありません。ただし、子どもの健康や成長を考えて敷布団を選びましょう。
シェーンベルグの敷布団は、吸湿性・放湿性、硬さなど、子どもの使用にも適した性能を備えています。ぜひ、シェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。