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敷布団の黄ばみの落とし方│汚れの種類別落とし方・敷布団が黄ばむ理由などを解説

by 山内由佳 on November 18, 2022

ふと気がつくと敷布団が黄ばんでいることはありませんか?黄ばんだ敷布団では清潔感を欠きます。真っ白な敷布団の方が、気持ちよく眠れますよ。

 

ここでは、敷布団の黄ばみの落とし方を汚れの種類別に解説します。洗剤選びの重要性、黄ばみ以外の汚れの落とし方なども紹介するので参考にしてください。

 

敷布団の黄ばみを落とすには?まずは汚れの種類を把握!

敷布団カバーやシーツを洗濯せずに使っていると、いつのまにか生地の表面が黄ばんでいるかもしれません。特に、寝汗をよくかく男性や子どもが使っている生地は、黄ばみやすいものです。

 

黄ばみの多くは汗や皮脂、よだれなどの汚れと考えられます。しかし、なかには時間が経って何かわからないような汚れもあるかもしれません。まずは、汚れの種類を見分けてから適した方法で黄ばみを落としましょう。

 

洗えない敷布団の丸洗いはNG

敷布団の汚れを落とすといっても、多くの敷布団は、自宅あるいはコインランドリーで洗えません。敷布団には、なるべくカバーやシーツをかけて使いましょう。カバーやシーツのみなら、手軽に外して洗濯できるためです。おねしょの心配があれば、防水シートなども有効です。

 

敷布団の洗濯の可否は、洗濯表示を見るとわかります。ただし、「洗える」と表示されていても、家庭で敷布団を洗濯するとなれば大変です。お風呂場のような広い場所で敷布団の全体を水につけて洗い、水を吸った重たい敷布団をベランダなどに運んで干します。完全に乾くまでは数日はかかるでしょう。完全に敷布団の中材が乾かないと、臭いやカビが発生するかもしれません。

 

【汚れの種類別】敷布団の黄ばみ汚れの落とし方

敷布団自体の洗濯は大変であるため、可能な限りシーツやカバーをかけて敷布団を使用することをおすすめします。

 

以下では、敷布団カバーやシーツを洗う方法を解説します。自宅ではなるべく敷布団そのものは洗わない方がよいでしょう。敷布団そのものに汚れが付いてしまっている場合は、クリーニング店などへの相談をおすすめします。

 

1.皮脂・汗・よだれなどの落とし方

敷布団に蓄積した皮脂や汗、よだれの汚れは、空気に触れて酸化すると黄ばんでしまいます。汚れの成分は酸化したタンパクであり、弱アルカリ性洗剤やおしゃれ着洗いの洗剤で落とせます。

 

ただし、はっきりと黄ばみが残っている場合は、漂白するとよいでしょう。生地の傷みを抑えるなら、酸素系漂白剤がおすすめです。ぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かしたものを用意して、生地を漬けおきします。その後取り出して洗濯機で洗いましょう。

 

2.おしっこの落とし方

小さな子どもは、ついおねしょをしてしまうことも。おしっこは、気がついたときにすぐ吸い取らせることが大事です。手元にあれば紙おむつなど吸水能力の高いアイテムを押し当てましょう。

 

おしっこがすでに乾いてしまった場合は、クリーニング店に出すことをおすすめします。おしっこ汚れは浸透しやすいため、敷布団の内部まで汚れてしまったと考えられるためです。なお、シーツやカバーの黄ばみについては、汗汚れなどと同じく酸素系漂白剤で落とせます。

 

敷布団におしっこをしてしまったときの対処法については、以下の記事もご覧ください。

 

洗えない敷布団におねしょしたら?クエン酸や酢などの応急処置方法を解説

 

3.血液の落とし方

血液のついたシーツやカバーには、酵素成分入りの洗剤がおすすめです。酵素はタンパク質の1種で、血液のようなタンパク質汚れの分解に適しています。ただし、酵素入り洗剤はウールなどの動物性素材の洗濯には不向きです。繊維のタンパク質が分解されると、手触りや保温性に影響しかねません。

 

なお、タンパク質は高温で固まってしまいます。血液汚れを固まらせないために、ぬるま湯で洗いましょう。

 

皮脂・汗・よだれなどの黄ばみの原因から敷布団を守る対策

敷布団にシーツやカバーを付けて、こまめに取り替えて洗いましょう。適度に洗っていれば汚れの蓄積を防げます。その上で、寝汗などの汚れが生地に染みこまないように、適時寝具を放湿させましょう。水分を飛ばしても汚れは残ったままですが、敷布団の本体に汚れが染み込みにくくなります。

 

なお、消臭スプレーを拭きかけて汚れや臭いをごまかそうとする人もいますが、消臭スプレーでは汚れを多い隠すことはできても、汚れそのものは残ったままです。また、消臭スプレーのかけすぎでシミができる恐れもあります。

 

生地を傷めない洗剤選びも重要

洗浄力の高い洗剤を使うと、黄ばみを落とせても生地がゴワゴワになってしまい寝心地が悪くなってしまうかもしれません。

 

洗濯表示を見れば、塩素系漂白剤を使えない、漂白剤自体がダメ、など判断できるので洗濯する前にチェックしましょう。繊細な生地であれば塩素系漂白剤が使えない可能性があります。

 

掃除などに利用される重曹は弱アルカリ性であるため、酸化した皮脂や汗などの汚れに強いイメージがあるかもしれません。しかし、重曹を使うと生地に負担がかかり、場合によっては穴が空いてしまいます。

 

敷布団が黄ばむ理由

敷布団を毎日使っていると、汚れがどんどん蓄積します。皮脂のタンパク質が酸化すると黄ばみになります。ちなみにシャツの襟付近の黄ばみも皮脂汚れが酸化したものであり、敷布団の黄ばみと原理は同じです。なお、洗濯しても油性の皮脂汚れは残りがちです。普段は普通に洗濯をして、黄ばみが気になるなら酸素系漂白剤を使って黄ばみに対応するとよいでしょう。

 

洗剤の洗い残しも黄ばみの原因になります。洗剤の使用量を増やしても汚れが落ちるとは限らないため、すすぎ残しが出ないように適量を守って使いましょう。

 

日常生活で付きやすい敷布団の汚れの落とし方

敷布団カバーやシーツには、皮脂汚れやおしっこ以外にもさまざまな汚れが付きがちです。汚れの落とし方を解説します。

 

1.口紅・クレヨンなど油性の汚れの落とし方

普通に洗濯しても、油性汚れはなかなか落ちません。油が水分をはじいてしまうためです。油性の汚れには、親和性の高いクレンジングオイルや食器洗い用洗剤などで対応しましょう。

 

汚れたシーツやカバーの下に、タオルや厚手のハンカチを敷きます。汚れの上にオイルや洗剤をたらし、歯ブラシなどで叩きます。擦ってしまうと生地の内部に汚れが付着してしまうため擦らないように注意しましょう。

 

汚れがタオルやハンカチに移ったら普通にシーツやカバーを洗濯します。

 

2.コーヒーやジュース・ワインなど水溶性の汚れの落とし方

水溶性の汚れはそのまま洗濯すれば落ちる可能性があります。しかし、乾燥している汚れはなかなか落としにくいことも。時間が経ってシミになってしまっていれば、漂白剤で色を落としましょう。

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとん

敷布団を守っているシーツやカバーは洗えますが、敷布団自体が汚れていれば自宅での対応が難しくなってしまいます。黄ばみが気になる敷布団があれば、これを機会に敷布団を新調してみてはいかがでしょう。

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、心地よい弾力性で体にフィットします。フローリングでもベッドでも快適に眠れ、天然素材の馬毛を使っているため吸湿性・放湿性も良好です。

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、汚れが気になってきたら、側生地のクリーニングや交換が可能です。また、クリーニングに悩んだときもご相談ください。提携するクリーニング店にて対応いたします。

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとん

 

敷布団の黄ばみを落として清潔に。きれいな敷布団で安眠を手に入れて

敷布団の黄ばみの原因は、たいていが皮脂や汗、よだれなどのタンパク質汚れです。酸化した汚れが黄ばみになり、見た目を悪くしているという訳です。頻繁にシーツやカバーを洗えば黄ばみを防げますが、しつこければ漂白剤で汚れを落としてみましょう。また、敷布団本体にも汚れが見られる場合は、買い換えを検討してみてはいかがでしょう。

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、サポート力に優れ、吸湿性・放湿性も良好です。打ち直しやクリーニングについてもお気軽にご相談いただけます。生涯安心して使える敷布団なら、ぜひシェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。

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