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アイリッシュリネンの特徴│
日本の麻との違い・取り扱い上の注意点を解説

by sysstaff on April 05, 2022

アイリッシュリネンの特徴│日本の麻との違い・取り扱い上の注意点を解説

 

麻の仲間であるアイリッシュリネンは、最高峰のリネンと呼ばれています。しかし、麻のカゴや袋をイメージしていては、アイリッシュリネンの良さがわからないかもしれません。アイリッシュリネンは、一般的な麻とは肌触りも機能性も異なります。 

 

ここでは、アイリッシュリネンの寝具を検討中の人に向け、アイリッシュリネンの特徴を解説します。ほかの麻との違いや、取り扱い上の注意点を知り、寝具選びにお役立てください。 

 

アイリッシュリネンは日本古来の「麻」とは別物 

リネンは「麻」の一種です。また、麻は植物の茎や葉から作られる繊維を指します。一口に麻と言っても、原料の植物が異なれば、繊維や生地の質感や機能性は変わります。 

 

ゴワゴワした麻のカゴや袋に使われる麻と、夏のシャツやワンピースに使われるしなやかな麻は、原料が違います。 

 

日本における麻の歴史 

日本では、古来より麻が活用されてきました。日本古来の麻は、ヘンプ(大麻)やラミー(苧麻)などを原料としており、リネンの原料となるフラックスとは別物です。 

 

福井県の縄文時代の遺跡からは麻縄が、また、静岡県の弥生時代の遺跡では、麻織物が発掘されています。奈良時代に建築された正倉院にも、麻を用いた衣服や装飾品が残っています。 

 

産業技術の発展に伴い、麻を使った伝統工芸品が各地で誕生しました。たとえば、新潟県小千谷市の小千谷縮。小千谷縮は、縦糸と横糸にラミー(苧麻)が使われ、その技術は重要無形文化財に指定されています。 

 

このようにヘンプやラミーが活用されるなか、ヨーロッパから日本にリネンがもたらされたのは明治時代です。 

 

麻の仲間 

アイリッシュリネンの特徴│日本の麻との違い・取り扱い上の注意点を解説  

代表的な麻として、以下の素材が挙げられます。 

 

・フラックスまたはリネン(亜麻) 

・ラミー(苧麻) 

・ヘンプ(大麻) 

・ジュート(黄麻) 

・アバカ(マニラ麻) 

・ヘネケン(サイザル麻) 

 

ちなみに、日本で「麻」の表記が付いた衣類は、リネン・ラミー製のみ。そのほかの麻を原料とする製品は、「植物繊維」と表記されます。以下では、リネン・ラミー・ヘンプについて解説します。 

 

リネン 

リネンの原料はフラックスという植物で、ヨーロッパを中心に栽培されています。リネンは、歴史ある素材。古代エジプト文明や、ギリシャ文明、メソポタミア文明などで、リネンが活用されていた形跡や記録が残されています。リネンの詳しい特徴については、のちほど詳しく解説します。 

 

ラミー 

ラミーは日本古来の麻の一種ですが、現在はアジアや南アメリカで盛んに栽培されています。ラミーは、リネンと比べると黄色っぽい色味と強いハリが特徴。繊維がチクチクと肌を刺激しがちな点を、苦手に感じる人もいます。ラミーは、衣類以外には寝具の中綿にも用いられます。 

 

ヘンプ 

ヘンプも日本に自生していました。ただし、現在は大麻取締法によって、日本ではほぼ栽培されていません。ヘンプは化学肥料や農薬を使用せずとも丈夫に育つため、エコな素材と言われています。また、ラミー同様、生地にはハリがあり硬め。麻のバッグなど、ナチュラルな風合いを味わえる製品に、ヘンプはよく使われます。 

 

リネンの特徴 

リネンの繊維は、ラミーやヘンプなどと比べると非常に細く、しなやかな素材です。なめらかで光沢ある生地からは、高級感が漂います。高級寝具や衣類にぴったりの、リネンの特徴を解説します。 

 

吸水性に優れる 

リネンは繊維内が中空になっており、吸水性が良好。寝汗の多い人は、リネンの寝具を使うとさっぱりと眠れるでしょう。 

 

速乾性に優れる 

中空構造のリネンは、洗濯後に素早く乾きます。自宅でジャブジャブ洗って使えるため、リネンは寝具向きの素材といえます。ただし、リネンはシワになりがち。洗濯の注意点は以下で詳しく解説します。 

 

耐久性がある 

リネンは耐久性が良く、コットンよりも丈夫とされています。繊維が水気を吸って膨張するため、生地の密度が増し頑丈になります。気軽に洗濯し、洗うたびに味が増すリネンの風合いを楽しみましょう。 

 

また、リネンには、ペクチンという成分が含まれ、繊維の毛羽立ちや、内部への汚れの染み込みを防ぎます。きれいな状態をキープしやすい特性も、リネンが長く使える理由の一つです。 

 

保温性がある 

リネンは中空部分に空気を蓄えるため、保温性も期待できます。ウールなどの獣毛ほど温かくはないので、寒ければ寝具を重ねて対応しましょう。 

さまざまなリネンの生地 

 アイリッシュリネンの特徴│日本の麻との違い・取り扱い上の注意点を解説

リネンには、いくつもの織り方があります。 

 

・平織り 

・綾織り 

・ワッフル 

・クレープ 

・二重織り 

・ヘリンボン 

 

織り方を変えると、生地の表情や肌触りが変わります。 

 

【最高品質】アイリッシュリネンとは? 

アイリッシュリネンは、最高級ランクのリネンです。アイリッシュリネンの歴史や原料について解説します。 

 

アイリッシュリネンの歴史 

ヨーロッパのフラックスからなるリネンは、世界各地で紡績されています。イタリアで紡績され織られた生地はイタリアンリネン、フランスで作られた生地はフレンチリネンと呼ばれます。つまり、アイリッシュリネンとは、アイルランドで作られた生地です。 

 

アイリッシュリネンは、最高峰のリネンとして有名。イギリスでは、高貴な方の洋服、寝具、テーブルなど、年中幅広くリネンが使われてきました。 

 

かつては、アイルランドでもフラックスが栽培されていました。しかし、現在のアイリッシュリネンの原料は、他国のフラックスに切り替わっています。なお、アイリッシュリネンを作るメーカーは、アイリッシュリネンギルドに加盟しています。アイリッシュリネンギルドとは、アイリッシュリネンの宣伝・保護活動を目的に1928年に誕生した団体です。 

 

※参考:Irish Linen Guild 

 

アイリッシュリネンのフラックスが栽培される地方 

リネンは比較的寒い気候を好む植物。アイリッシュリネンに使われるフラックスは、おもにフランスやベルギーで栽培されています。なお、中国・ロシア・ウクライナ・リトアニア・オランダなどでもフラックスは栽培されています。 

 

アイリッシュリネンの取り扱い方法とは? 

麻の服を洗濯すると、シワシワになってしまった経験はありませんか?アイリッシュリネンは、ほかの麻と異なりシワがつきにくい傾向です。正しく洗濯すれば風合いを保ちつつ長く使えます。 

 

洗濯の際は、畳んで洗濯ネットにいれ、洗濯表示に従い洗いましょう。脱水は控えめがポイント。手でしっかり伸ばして干しておくと、水分の重みでアイロン掛けがいらないほどにシワが伸びます。風通しのよい日陰で、裏面を上にして干すと、色ムラを防げます。 

 

アイリッシュリネンの寝具はオールシーズン使える 

吸水性・速乾性の良いリネンは、夏におすすめの素材です。「リネンは夏にしか使えないのでは?」と考える人は、見方を変えてみるチャンスかもしれません。 

 

リネンは、吸水性・速乾性に優れる素材です。しかも、保温性と熱伝導性を持ち合わせているためオールシーズン使えます。 

 

リネンのシーツを敷くと、布団に入るときに若干ひんやりとする感覚はあります。しかし、しだいに生地に体温が伝わり、心地よく感じることでしょう。より保温性を高める際には、羽毛布団のような保温性の高い掛け布団を重ねて温度を調整してください。 

 

なめらかなアイリッシュリネンでぐっすり眠りましょう 

リネンは吸水性・速乾性・耐久性・保温性に優れる素材です。加えて、シワになりにくく気軽に洗濯できるため寝具にぴったりの素材と言えます。なかでも、最高品質のアイリッシュリネンは、特に手触りがなめらか。 

 

シェーンベルグでは、イタリアのGraziano(グラッチアーノ)社やMARTINELL GINETTO(マルティネリ・ジィネット)のアイリッシュリネンを使った寝具を販売しています。リネン製の寝具をお求めの際は、ぜひ、シェーンベルグの商品をご検討ください。 

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