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硬い枕は寝にくい?やわらかい素材でも硬く感じる理由・硬い枕がおすすめの人を紹介

by writer on December 06, 2021

硬い枕は寝にくい?やわらかい素材でも硬く感じる理由・硬い枕がおすすめの人を紹介

枕が硬いと、気持ちよく眠れなくなってしまいます。しかし、枕が硬いから眠れないと決めつけてしまうのは、早急かもしれません。

ここでは、枕が硬くて眠りにくいと感じている人に向け、枕が硬いと感じる理由や枕の素材、硬い枕のメリット・デメリットなどを紹介します。硬い枕の特徴を把握して、自身にあった枕を選びましょう。

やわらかい枕も硬く感じることがある!

本当はやわらかい素材でできた枕でも、使ってみると硬いと感じてしまう場合があります。「枕が硬いから、うまく眠れない」と決めつけずに、不快感の原因を探っていきましょう。ここでは、やわらかい枕を硬いと感じてしまう理由を紹介します。

高さがあわない

枕の高さがあわなければ、やわらかい枕でも硬く感じるケースがあります。高さがあわない枕を使うと、頭や首に苦しさが生じ、苦しさを枕の硬さであると間違える場合があるのです。

人の首には、さまざまな神経が集中しており敏感です。薄い頭皮にも多くの血管が密集しており、圧迫感を感じやすい傾向です。枕の高さを調整して頭や首の負担を取り除くと、枕が馴染むように感じる場合があります。ぜひ、試してみましょう。

なお、自身にあった枕の高さは、布団に仰向けになったときに、布団と頸椎の角度が15°程度になる状態です。枕の素材を出し入れしたり、枕の下に薄手のタオルを強いたりして高さを調整しましょう。

高さを調整できない枕の場合は、買い替えをおすすめします。健康で快適な眠りのために、体にあった枕を使いましょう。

マットレスがあわない

枕とマットレスの相性は重要であり、組みあわせが悪いと枕が硬いように感じる場合があります。たとえば、マットレスが非常にやわらかければ体が沈みこみます。そして、頭が持ち上げられた状態になった結果、枕が硬いように感じるというわけです。

同じような理由で、マットレスが硬い場合は高めの枕が、マットレスがやわらかめの場合は低めの枕が向いています。

やわらかすぎて寝返りしにくい素材を使っている

やわらかすぎる枕では、頭が沈み込み寝返りが思うようにできません。同じ姿勢で眠り続けると、頭に局所的に圧力がかかり、起きたときに感じる筋肉の強張りなどのせいで、枕が硬いように感じる場合があります。

心地よく包まれるように眠りにつけたとしても、長時間同じ姿勢を取り続けることは避けたいもの。枕を変える場合には、適度に反発力のある枕に変えてみましょう。

本当に素材が硬い

やわらかい枕でも硬く感じる理由は上述したとおりです。以下では、枕の素材を硬さ別に紹介します。実際に使っている素材がどの程度の硬さか調べてみましょう。

枕の素材【硬め】

硬めの枕の素材には、以下のものが挙げられます。

  • 高反発ウレタン
  • 高反発ファイバー
  • ラテックス
  • パイプ
  • マイクロビーズ
  • コルマ・ミニボール
  • そばがら
  • 小豆
  • ひのき
  • ロースハー(馬毛)
  • フェザー(羽根)

一口に、硬い素材といってもさまざまです。たとえば、高反発ウレタンや高反発ファイバー、ラテックス、フェザーには反発力(弾力性)がありますが、それ以外の素材には反発力はあまり感じられません。通気性や耐久性なども、それぞれ異なります。

枕の素材【やわらかめ】

硬い枕は寝にくい?やわらかい素材でも硬く感じる理由・硬い枕がおすすめの人を紹介

 やわらかめの枕の素材には、以下のものが挙げられます。

  • 低反発ウレタン
  • テンピュール
  • スノー低反発
  • ポリエステルわた
  • ウール
  • アルパカ毛
  • ダウン(羽毛)

ウレタンは密度により反発力が変わるため、硬さの度合いはさまざまです。なお、テンピュールやスノー低反発は、ウレタン系の素材です。

硬めの素材で紹介したフェザーと、ダウンの違いにも注目しましょう。羽軸をもつフェザーが硬めなのに対し、ダウンはふんわりしています。

硬い枕のメリット

硬い枕を使うメリットを紹介します。硬い枕は頭痛や肩こりの原因になるのではと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、ほどよい硬さの枕は体によい影響をもたらします。

寝返りを打ちやすい

硬い枕は反発力があり、枕に頭が沈み込まないため寝返りを快適にサポートします。ただし、そばがらやマイクロビーズなどは、素材自体は硬いですが中身が偏りやすい傾向です。寝る前には枕の形を整えてから頭を載せましょう。

一方、高反発ウレタンのような素材は、いつも同じような形をキープしています。経年劣化して形状や高さが変わってきたら、新しい枕に交換しましょう。

お手入れしやすい素材が多い

硬い枕のなかには、高反発ファイバーやパイプ、コルマ・ミニボールのように丸洗いできるものがあります。寝汗を吸収する枕は衛生面に注意して使いたいもの。家庭で丸洗いできる枕は、メンテナンスが簡単です。

なお、高反発ウレタンとラテックスは、水に弱いため洗濯をしてはいけません。枕の形状が変わってしまい、乾かしても元に戻らなくなってしまいます。

枕を洗濯してもよいかわからない場合は、洗濯表示を確認しましょう。洗濯に向かない素材の場合は、ピローケースのみ洗濯すると清潔さをキープできます。

通気性のよい素材が多い

そばがらやパイプ、ひのき、小豆、高反発ファイバーなどは通気性が良好です。通気性が悪い寝具を使うと、ジメジメして蒸し風呂状態になってしまいます。また、湿気が溜まるとカビやダニが発生して、最悪の場合、健康被害が発生するかもしれません。

寝返りをするほど湿気を逃がせるため、より枕は蒸れにくくなります。素材が偏りがちな枕は、寝返りのために寝る前に形状を整えておきましょう。寝返りがスムーズにできると、よりさっぱりした環境で眠れます。

硬い枕のデメリット

硬い枕は寝にくい?やわらかい素材でも硬く感じる理由・硬い枕がおすすめの人を紹介

硬い枕を検討するときは、以下の注意点を把握して選びましょう。

素材がゴロゴロして眠りにくい

そばがらや小豆、パイプなどの細かい素材が枕に入っていると、頭を動かすたびにゴロゴロと違和感があったり、音がうるさくて眠れなかったりする場合があります。ただし、気にならない人はまったく気にならないため、枕の使い心地は好みの問題ともいえます。できるならば、実際に枕に頭を載せてみて、自然に眠れそうか試してみましょう。

また、細かい素材を避け、高反発ウレタンや高反発ファイバーのようなまとまりある素材の枕を選ぶと、素材のゴロゴロした感触や音に悩まずに済みます。

頭痛・肩こりが発生する場合がある

硬すぎる枕を選んでしまうと、頭や首が圧迫されます。また、硬い枕のなかには頭や首にフィットしないものもあり、局所的に圧力がかかってしまいます。結果、無理がたたって頭痛や肩こりが発生する可能性があるため注意しましょう。

なお、枕は一晩頭を載せ続けるものです。使い心地を確かめる際は、さっと手で押すのではなく、実際に頭を載せて検討しましょう。

硬さで選ぶシェーンベルグの枕

シェーンベルグは、硬い枕もやわらかい枕も豊富に取りそろえています。

硬めの枕

シェーンベルグのロースハー(馬毛)枕は、moosburger(モースブルガー)社の上質な馬毛を使用。ロースハー枕はほどよい弾力感が心地よく、硬さのある馬毛の隙間にはたっぷりの空気が蓄えられており、通気性も申し分ありません。また、馬毛の量を調整すると枕の高さをあわせられます。

フェザー枕もおすすめです。シェーンベルグのフェザー枕は、ヨーロッパ産フェザーを100%使用。ダウンよりもしっかりした弾力性を楽しめます。

やわらかめの枕

シェーンベルグでは、ヴァイッヒ枕アルパカ枕を取り扱っています。ヴァイッヒ枕は、ヨーロッパのホワイトグースのダウンを100%使用。ホテルライクなふわふわした質感をお楽しみいただけます。

アルパカ枕は、ポーランドの有名寝具ブランドのマイアルパカ社製。保温性と通気性、抜群の軽さが持ち味です。

硬い素材・やわらかい素材の特徴を理解して枕を選びましょう

硬い枕を使うと寝返りを打ちやすくなります。ただし、硬すぎる枕を選んでしまうと、ゴツゴツした質感に痛みを感じたり、素材の音がうるさくて眠れなくなったりする場合があります。

シェーンベルグは、硬い枕・やわらかい枕の両方を取りそろえています。心地よい眠りに向け、ぜひ、シェーンベルグの枕をお試しください。

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