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カシミヤ毛布は夏でも気持ちいい!快適に眠るポイント・おすすめの毛布・カバーも紹介

by 山内由佳 on July 29, 2022

やわらかい毛布を触っていると、なんだかほっこりしませんか?秋や冬におなじみの毛布ですが、実は夏に使っても快適に眠れます。

 

ここでは、カシミヤ毛布を夏に使う方法をご紹介。寝苦しい夜に快適に眠るポイント、毛布の取り扱い方法も解説します。カシミヤ毛布をもっと活用してみましょう。

 

カシミヤ毛布は夏にも使える!

実は、夏でも毛布を使って寝ている人は多いものです。カシミヤ毛布を使う理由も見ていきましょう。

 

夏に毛布を使っている人はたくさん

オンラインで調べてみたところ、夏に毛布を使っている人を大勢見つけられました。「エアコンで少し涼しめの部屋にして、毛布をまとって寝るのが心地よい」「肌触りが大好き」「家族と一緒の部屋で寝ているが、エアコンが寒くて温かい毛布が必要」などの理由で、毛布が使われています。

 

ウール・アルパカ・キャメル毛布とカシミヤ毛布の違い

カシミヤ以外にも、いろいろな獣毛があります。天然素材である獣毛はいずれも保温性が高く、調湿性が優れています。加えて、カシミヤはほかの獣毛と比べると細め。軽くしなやかな風合いが魅力です。

 

カシミヤについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。

 

カシミアの魅力とは?特徴・ほかの獣毛との比較・高品質な製品を選びポイントも解説

 

【データでわかる】夏に毛布を使う快適さ

大手寝具メーカーが、寝具別に寝床内温湿度を比較しています。タオルケット・毛布・ダウン(羽毛)ケットを比較したところ、タオルケットよりも、毛布やダウンケットの方が適切な寝床内温度を保ちやすいとわかりました。保温性の低いタオルケットでは、エアコンの効いた室内では冷えすぎる可能性があります。

 

寝床内湿度には、それほど差が見られませんでした。ただし、寝具の素材に天然素材・化学素材を織り交ぜて比較すると、差が顕著になる可能性があると考えられます。

 

寝床内温湿度とは、寝具と体の間にできる空間の温湿度を指します。適切な寝床内温湿度は、「温度33±1℃」「湿度50±5%RH」。寝床内温湿度を適切に保つためには、部屋の温湿度に加え、寝具の保温性・調湿性も意識して選ぶ必要があります。

 

※参考:寝具がカギ!?夏の夜を快適に過ごしたいあなたへ贈る【快眠5か条】│西川

 

※参考:02 寝室環境・寝床内の研究│西川

 

夏に毛布を使って快適に眠るポイント

夏に毛布を使って快適に眠るポイントを、以下の3点について解説します。

 

  • エアコンを活用する
  • 深部体温を下げる
  • 寝汗を吸いやすい寝具を選ぶ

 

ポイント1.エアコンを活用する

エアコンをかけて室内を適温に調整しないと、うまく眠れません。人体は体温が下がる過程で眠気を感じます。しかし、夏の日光で温まった室温は、夜になっても温かいままです。そのため、エアコンをかけて寝室を涼しくする必要があるというわけです。

 

26~28℃ほどに室温を設定すると、寝床内温度を「33±1℃」に近づけられるでしょう。

 

ポイント2.深部体温を下げる

深部体温とは、臓器の温度です。上述したように、人体は、深部体温が下がる過程で眠気を感じます。そのため、スムーズに眠りにつくためには、ぬるめのお風呂やシャワーなどで軽く体温を上げ、それからエアコンの効いた部屋で眠るとよいでしょう。

 

なお、寝る直前に熱めのお風呂に浸かると、体温が上がりすぎて交感神経が活発化してしまいます。眠りにくくなってしまうため注意しましょう。

 

ポイント3.寝汗を吸いやすい寝具を選ぶ

寝床内湿度を適切に保つために、寝汗を吸収しやすい寝具を選びましょう。天然素材の多くは、吸湿性が良好で寝汗を良く吸い取ります。コットンやリネン、天然素材を原料とした再生繊維などに加え、カシミヤなどの獣毛も吸湿性に優れています。

 

夏にカシミヤ毛布を使うメリット

カシミヤ毛布は吸湿性に加え、発散性も良好です。また、ふんわりと軽く体への負担なく眠れます。

 

メリット1.吸湿性・発散性に優れる

カシミヤに限りませんが、ウールやアルパカなどの獣毛は吸湿性に優れています。繊維の公定水分率を見ると、毛の水分率は15.0%であるのに対し、コットンは8.5%。獣毛はコットンの2倍ほど吸湿性が良好といえるでしょう。

 

獣毛は発散性にも優れています。獣毛を覆うキューティクルは周囲の水分量に応じて開閉し、繊維内の水分を調整することが可能です。一方、コットンは発散性がいまひとつ。たとえば、コットン(木綿)の敷布団は、頻繁に布団を干さないと寝心地が悪くなってしまいます。

 

参考:繊維製品の物理試験方法通則│日本工業規格

 

メリット2.軽い

好みにもよりますが、軽いという点もカシミヤ毛布のメリットです。獣毛のなかでも、カシミヤの繊維は比較的細く12~20µm前後。シルクと同じくらいの細さです。ちなみに、ウールは18~50µm前後、モヘアーは30~50µm前後です。

 

カシミヤの細い繊維が絡み合うと、毛布の内部にたっぷりと空気を蓄えて軽い生地に仕上がります。

 

※参考:繊維の基礎知識 天然繊維からスーパー繊維まで│一般社団法人蔵前工業會-東京工業大学同窓会

 

【夏も冬も快適に使うために】カシミヤ毛布の取り扱い方法

カシミヤ毛布の取り扱い方法を紹介します。高級素材のカシミヤは非常にデリケート。直射日光を避けて陰干しするだけではなく、クリーニング店への依頼がおすすめです。

 

取り扱い方法1.陰干し

カシミヤ毛布は陰干しをしましょう。カシミヤはデリケートな素材であるため、直射日光を当てると傷んでしまいます。もし陰干しできる場所が見つからないときは、市販の布団干しカバーをかけて干しましょう。

 

取り扱い方法2.洗濯

クリーニング店に洗濯を依頼することをおすすめします。洗濯表示を見ると、洗濯可能と書かれている場合があります。ただし、カシミヤはデリケートな素材であり、家庭で品質を維持して洗濯することは大変でしょう。また、水を吸った毛布は重く、持ち運びが大変です。

 

やむを得ず自宅で洗う場合は、たらいやお風呂に水を溜め、常温の水で押し洗いをします。脱水する際は、タンブラー乾燥は避けましょう。タオルに挟んで水気を取り除きます。

 

カシミヤ毛布にコットンカバーを掛けるとさらに快適

夏にカシミヤ毛布を使うなら、コットンカバーをかけて使うことをおすすめします。そのままでも使い心地や肌触りは気持ち良いですが、カシミヤ毛布は気軽に洗えません。汚れを防ぐためには、カバーをかけて使ったほうが良いと考えられます。

 

コットンのカバーは肌触りがよく。獣毛ほどではありませんが、調湿性も比較的良好です。また、獣毛は見た目が暑苦しいかもしれませんが、カバーをかけると涼しげに見えます。

 

シェーンベルグのカシミヤ毛布

シェーンベルグのカシミヤ毛布は、モンゴル産カシミヤ100%。モンゴルカシミヤは、とても手触りが柔らかく、光沢があります。保温性・吸湿性に優れています。

 

Gaick-ゲイック-カシミヤ毛布はシンプルなデザイン。寝室のインテリアを選ばずお部屋に馴染みます。

 

DOTS-ドッツ-カシミヤ毛布は、世界にその名がとどろくヨーロッパのブランド「アレックス ベグ」が手がけた商品。機能性もさることながら、デザインも要注目です。ピンクとグレーの2種類で、寝室が明るくなるでしょう。

 

シェーンベルグのコットンカバー

シェーンベルグでは、掛カバー、ピロケース、ベッドカバー、フィットシーツなど、各種寝具カバーをご用意しています。寝具を汚れから守るために、カバーは重要です。

 

シェーンベルグのコットンカバーは、機能性に加えおしゃれなデザインが人気。ヨーロッパならではのテキスタイルを楽しんでみませんか?

 

シェーンベルグの寝具カバー・ピロケース

 

カシミヤ毛布で夏も心地よい眠りを

調湿性と軽さが魅力のカシミヤ毛布は、夏でも快適に使えます。汚さないように使うには、コットンカバーをかけると良いでしょう。

 

シェーンベルグでは、モンゴル産カシミヤ100%の毛布や、機能性とデザイン性が魅力のコットンカバーを取り扱っています。心地よい寝心地のカシミヤ毛布を、ぜひご検討ください。

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